高齢化社会の進む本邦においては健康寿命を延伸するために歩行を維持することが重要です。
我々は、フットケア、足病医療の啓発を通じて健康な歩行を守っていきたいと考えております。
本フットケアスクールにおいては、足の総合アセスメントができる看護師を育成し、足病医療の普及に貢献することを目指していきます。
欧米では一般的であるフットケアは本邦においては未だ美容のイメージが強く、市井に浸透しているとは言い難い面があります。フットケアは下肢救済、足のメンテナンス、予防医学の要素があり、一生歩行できる足づくりにとって非常に重要です。
上記のような下肢救済、予防医学の両面から足病医療に取り組んでいる医療機関は国内においては順天堂大学医学部附属順天堂医院と下北沢病院しかなく、足病医療の知識や技術を学ぶ環境が非常に少ないのです。
フットケアの発展のためには足病医療の実践者を増やしていく必要があり、臨床の実情に則した学びが得られるフットケアスクールが求められています。
足病医療の知識と技術を有した看護師が起点となり、足病医療に取り組む医療機関が増加する。